ビタミンEについて
ビタミンEは体の健康を保つためには欠かせない栄養素の一つで、脂溶性のビタミンとなります。
水溶性とは違い脂溶性のため脂の中に存在している栄養素で、ビタミンEを摂取することで体の酸化を防ぐ効果があります。
ビタミンEが欠乏してしまうと大人でも子供でも重篤な症状が引き起こされる恐れがあり、溶血性貧血や歩行困難、位置感覚の不調や未熟児の場合には浮腫などの症状が確認されています。
その為ビタミンEが不足することは生活自体がまともにおくれなくなってしまう危険性をはらんでいるため、毎日の食事などで必要量を摂取することが重要になります。
ビタミンEを正しく摂取すれば体の酸化も防げますので老化防止にも効果が期待できます。
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ビタミンEの多く含む食べ物
ビタミンEを多く含む食べ物は、基本的に脂溶性のビタミンのため脂を含む食べ物に多く含まれていることになります。
特に多いのが油脂類で、油脂類はもともと油ですから脂溶性のビタミンEが大量に含まれている食べ物となります。
油脂類は菜種油やヒマワリ油、オリーブ油やマーガリンといったものですので、これらを用いた料理ではビタミンEを効率よく摂取することが可能になります。
油脂類以外ではアーモンドや落花生、ひまわりの種などにも豊富にビタミンEが含まれていますし魚類ではイクラやたらこ、キャビアや数の子といった魚卵にビタミンEは多く含まれています。
あんきもにもビタミンEは多く含まれますので、毎日の食事に1品追加するだけでもビタミンEの摂取が容易に行えることになります。
野菜の場合はモロヘイヤやカボチャ、しそや大根の葉にビタミンEは多く含まれていますので、それらの食べ物を上手く料理に取り入れればビタミンEの欠乏を防止できるでしょう。
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ビタミンE 食べ物 ランキング
ビタミンEを効率よく摂取するにはビタミンEが出来るだけ多く含まれる食べ物を摂取すれば労することなくビタミンEの摂取が可能になります。
100グラム当たりのビタミンEが多く含まれている食べ物ランキング
・あんきも:13.8mg
・すじこ :10.6mg
・キャビア:9.3mg
・いくら :9.1mg
・あゆ :8.2mg
・いわし :8.2mg
・焼たらこ:8.1mg
・生たらこ:7.1mg
・明太子 :6.5mg
となっています。
ランキングの上位は、ほとんどが魚類の食べ物に占められてることが分かるのではないでしょうか。
水分をほとんど含まない食材ランキングは下記の通りです。
・せん茶の茶葉 :64.9mg
・唐辛子 :29.8mg
・アーモンド :29.4mg
・抹茶 :28.1mg
・とうもろこし油:17.1mg
・なたね油 :15.2mg
・マーガリン :15.1mg
といった食べ物がビタミンEを多く含んでいます。
ビタミンEの効果作用について
ビタミンE効果に関しては、体の中の酸化を防止する抗酸化作用が非常に強いと言うことが挙げられます。
体が酸化するということは、体内に活性酸素が多く存在していると言うことで、活性酸素が増えれば増えるほど細胞はどんどん劣化して言ってしまいます。
要するに活性酸素が増えればそれだけ細胞の老化現象がシンクしやすくなるため、活性酸素を取り除く必要があるわけです。
ビタミンEには活性酸素を無害化しる抗酸化作用があるため、毎日必要な摂取量を取れば体内の酸化を防ぐことが出来るため、動脈硬化や肌荒れと言った症状も防止することが可能になります。
ビタミンEには血中のコレステロール値を下げる働きも確認されているため、血管が脂肪によって詰まることも防止することが可能になります。
コレステロール値が下がればそれだけ血流の流れもスムーズになりますので、それにより体の代謝もアップしますし血流改善による効果で健康を維持することも可能になるでしょう。
ビタミンEには前立腺がんや胃がんなどを防止する作用もあると言われており、ビタミンEをきちんと摂取していればビタミンEが欠乏している人よりもがんの発生リスクを下げることも出来ます。
特に中高年の人は生活習慣病予防のためにもビタミンEの摂取は必要不可欠と言えますし、ビタミンE接種により生活習慣病を予防できればそれだけ健康に生活できるということにも繋がります。
女性の場合は肌荒れ防止やアンチエイジングのためにもビタミンEを摂取することは重要なことだと言えますので、いつまでも綺麗な肌で若々しく居続けたい人はビタミンEの摂取を心がけるほうが良いでしょう。
ビタミンEの摂取上限は800mgですが、多く摂取しすぎても特に問題は有りませんで安心してビタミンEを摂取すると良いでしょう。
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