自分は大丈夫、と思っていても
突然発症してしまうのが花粉症です。
風邪の症状とよく似ているため、
花粉症だという自覚がないと風邪だと思い込み、
花粉の対処が遅くなることもあり
どのような状態が花粉症に当てはまるのか
初期症状をチェックしてみましょう。
花粉症初期症状チェック1:共通症状
花粉症の症状で共通しているのは、
くしゃみと鼻水、鼻づまりです。
こうした症状が起きるのは、体に侵入した異物を
取り除こうとしているためです。
花粉が原因で症状が出ている場合は、
花粉を体内から排出しようとしており、
風邪が原因の場合は、
ウイルスを排除しようとしています。
そのため、鼻水が微妙に違ってきます。
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花粉症初期症状チェック2:花粉と風邪の原因について
花粉が原因の場合、鼻水はサラッとしていて
粘り気はなく無色透明で水のような感じです。
ところが風邪をひいた時の場合は、
はじめの頃は同じようにサラッとしていますが、
症状が進んでくると粘り気があって
色が黄色くなっています。
なぜ、黄色くなるのかというと、
体内にいるウイルスに対して
戦った白血球の死骸によるもので、
初期症状をチェック項目の一つです。
花粉症初期症状チェック3:花粉と風邪の鼻づまりについて
次に鼻づまり具合をチェックしてみましょう。
花粉の場合は常に大量に飛んでいるので、
息苦しさを感じるほど鼻が詰まってしまいます。
鼻をかんでも次々に鼻水が出てくるので、
鼻が両方詰まってしまうこともあります。
風邪を引いた時の鼻づまり場合、
両方とも鼻づまりになることはほとんどありません。
あまりにも鼻づまりがひどい時は
花粉症の可能性が高くなります。
花粉症初期症状チェック4:花粉と風邪のくしゃみについて
風邪を引いた時のくしゃみの場合、
ある程度出れば落ち着きますが、
花粉症が原因の場合は、何回くしゃみをしても
落ち着くことはなく、
ひどいときは連発して出るので
くしゃみのせいで疲れてしまうこともあります。
飛散のピーク時期には
大量の花粉が飛んでいるので、
一日中くしゃみが止まらないようなケースも
珍しくありません。
花粉症初期症状チェック5:花粉と風邪の違いについて
今度は花粉症と風邪の初期症状のうち、
違うものをチェックしてみましょう。
まず、決定的に違うのは、目の症状です。
花粉は鼻だけでなく
目の中にも入ってしまうので、
ひどいかゆみが出て目が赤くなってしまったり、
花粉を洗い流すために涙が出てきたりします。
花粉の影響で目ヤニが増えることもあり、
寝ている間に目ヤニがくっついてしまい、
起きた時に目が開かなくなるような
ケースもあります。
一方の風邪では、熱が出て
目がうるんでしまうことはありますが、
目ヤニで固まってしまうほど
涙が出ることはありません。
そして、
風邪の代表的な症状になっている発熱や
喉の痛みですが、
花粉が原因の場合は
熱が出たり、喉が痛くなることはありません。
花粉症は飛散量に応じて症状が変化するため、
花粉が飛びやすい風が強くて湿度が低い日には
症状がひどくなることがあります。
風邪の場合は寒さを感じて
悪化することはありますが、
天候の変化によって症状が軽くなったり
重くなったりすることはありません。
花粉症初期症状チェック:まとめ
・花粉症の症状で共通しているのは、くしゃみと鼻水、鼻づまりです。
・花粉が原因で鼻水が出るときは、サラッとしていて粘り気はなく無色透明で水のような感じです。
ところが風邪をひいた時の場合は、はじめの頃は同じようにサラッとしていますが、症状が進んでくると粘り気があって、色が黄色くなっています。
・花粉の場合は常に大量に飛んでいるので、息苦しさを感じるほど鼻が詰まってしまいます。
・風邪を引いた時のくしゃみは、ある程度出れば落ち着きますが、花粉症が原因の場合は、何回くしゃみをしても落ち着くことはなく、連発してしまう。
・花粉症と風邪の初期症状のうち、決定的に違うのは、目の症状です。
花粉は目の中にも入ってしまうので、ひどいかゆみが出て目が赤くなってしまったり花粉を洗い流すために涙が出てきたりします。
一方の風邪では、熱が出て目がうるんでしまうことはありますが、目ヤニで固まってしまうほど涙が出ることはありません。
このように原因になっている物質の違いによって
初期症状が変わってくるので、
細かい部分をチェックして
その後の対応に役立ててみましょう。
花粉症の症状が辛くて酷いときは
すぐに病院へ行き、花粉症対策をしましょう。
花粉症の場合、内科を受診してもいいですが、
目が気になる場合は、眼科でもいいと思います。
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