夏バテは対策次第で軽減できる!
何年経っても夏の暑さには慣れないもの。
夏が来るたびに、夏バテで体調がガタガタになっていたのでは、たまらないですよね?
実は、夏バテは対策次第で、ある程度、軽減できるんです。
さっそく工夫して、夏を少しでも過ごしやすいものに変えてしまいましょう!
夏バテの対策は食事から
夏バテの対策で絶対に欠かせないのが、食事です。
何と言っても、日々の食事は体力の源。
たとえ、他のことが原因で夏バテになっていたとしても、食が細くなって体力が落ちていたのでは、ダメージの受け方が違うのです。
では、夏でも食が細くならないようにするには、どんな点に気をつければいいのでしょうか。
夏の暑さの中でも食べやすいものと言えば、麺類ですよね。
他にも、アイスクリームや、かき氷等の冷たいものも食べやすいです。
ただ、これらのものだけだと、少し大変かもしれません。
まず、麺類についてですが、炭水化物を補給できますから、何も食べないよりは、当然、よいのです。
ただし、本当に麺類だけしか食べないのでは、栄養バランスがガタガタになってしまいます。
暑くない時でも栄養バランスには気を配らなくてはならないのに、暑い最中に栄養バランスを崩したのでは目も当てられません。
そのため、野菜やタンパク質などもきちんととらなくては、ということになるのですが、これがなかなか大変です。
暑い時は何かすること自体がおっくうになっていますから、あれもこれも食べるというのは負担になりやすく、食が進みにくいケースが多いのです。
そこでおすすめなのが、できるだけ一緒に食べられるようにしてしまうということです。
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たとえば、冷やし中華をイメージしてください。
冷たく、食べやすい麺類なのですが、それと一緒に、野菜やタンパク質なども自然にとることができるようになっています。
このように、しっかりと栄養バランスがとれたものを、できるだけ手間をかけないで食べられる状態にしておくということが重要なのです。
また、香辛料やトッピングで変化をつけたりして、目先を変えるというのも有効です。
次にアイスクリームやかき氷についてですが、気をつけないと、逆に食が進まなくなってしまう可能性がありますから、要注意です。
アイスクリームは糖分が多めですから、それだけで満腹感が出てしまって、食事の時に食欲が出にくくなるケースがあります。
また、かき氷はお腹の中で水になりますから、お腹がダボダボになって、食事を食べたくなくなる場合があります。
どちらも夏の楽しみではあるのですが、食欲を落とす原因になっていないかどうか、注意しておくとよいでしょう。
夏バテ防止に有効な冷房対策とは
近代社会になってから登場した夏バテの原因が、冷房です。
正確に言えば、冷房自体が悪いわけではありません。
たとえば、ずっと涼しいところにいたら、そもそもが暑くないのですから、夏バテになりようがないですよね。
でも、夏の間中ずっと、冷房の効いた室内にいるというわけには、いきません。
涼しい室内と暑い戸外を行ったり来たりすることになります。
この時、感じる気温の差が、夏バテとなって現れてくるのです。
これは、専門的な言葉で言えば自律神経の乱れ、ということになります。
人間の体では、呼吸や消化などのさまざまな活動が24時間、行なわれています。
こういった活動をきちんと調整し、コントロールしているのが自律神経なのです。
ふだん、自律神経は、周囲の温度などに反応しながら、体の活動をコントロールしています。
でも、冷房のような人工的な涼しさと夏の自然な暑さに何度もさらされていますと、一体、どちらに合わせて活動をコントロールすればいいのか、分からなくなってしまうことがあります。
これが自律神経の乱れです。
こうして自律神経が乱れた結果、体の活動が正常に行なわれなくなり、夏バテになってしまうのです。
ですから、冷房による温度差への対策をしっかり行なっておけば、それだけ夏バテになる確率が減る、というわけです。
自律神経の乱れの原因は温度差なのですから、基本は室内の温度をあまり下げ過ぎないようにすることです。
でも、職場などで、自分では温度を決められない場合もありますよね。
そういった場合はカーディガンを羽織るなどして対応しましょう。
要は、体が涼しさを感じ過ぎないようにしておけばよいのです。
できるだけ肌に冷風が当たらない環境を作ってあげてください。
また、冷房ではなく扇風機などの風で体を涼しくするというのも、ひとつの方法です。
もちろん、猛暑日などは熱中症予防のために冷房も必要になってきますから、あくまでケースバイケースで考えてくださいね。
夏バテ防止のための対策のまとめ
以下に、夏バテ防止のための対策について、簡単にまとめさせていただきます。
・夏バテ防止には、食事による体力の維持が重要。
・麺類は食べやすいが、それだけでは栄養が偏る。
・麺類と一緒に野菜などもとれるようにしておくと効果的。
・味に変化をつけるのも手。
・アイスクリームは満腹感が出やすく、食欲が落ちるので注意。
・かき氷は水分のとり過ぎで食欲を落とすことがある。
・冷房の影響で自律神経が乱れて、夏バテになることがある。
・設定温度を工夫したり、肌に直接冷風が当たらないよう、注意するのが有効。
・扇風機で代用するのも効果的。
・熱中症予防とも関係してくるので、ケースバイケースで。
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