甲状腺 治療や手術、薬、ホルモン剤などについて詳しく知ろう

甲状腺の治療について知っておこう!

甲状腺の病気にはさまざまなものがあります。

そのため、治療法にもいろいろあるのですが、どれも甲状腺の病気であるため、共通する部分も多々あります。

ここでは甲状腺の主な治療法についてご紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。

甲状腺の治療法(1):甲状腺ホルモンの量をコントロールするための内服薬について

内服薬とは、いわゆる飲み薬のことです。

薬の効果によって、甲状腺ホルモンの量を増減させ、正常な状態に戻すことができます。

甲状腺の治療で使われる主な内服薬には、以下のものがあります。

 

 

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・甲状腺ホルモン剤

甲状腺ホルモン剤は、甲状腺ホルモンの量が低下した時に、それを補う目的で使用されます。

簡単に言いますと、体で十分な量の甲状腺ホルモンを作り出せないのなら、薬という形で補えばよいではないか、ということです。

そのため、甲状腺機能低下症の治療などで使用されます。

また、それとは別に、甲状腺の腫瘍の発育を抑えることを期待して使用されることもあります。

・抗甲状腺剤

抗甲状腺剤は、甲状腺ホルモンの量が過剰になった時に、それを抑える目的で使用されます。

つまり、甲状腺ホルモン剤とは反対の目的で使用されるということです。

そのため、バセドウ病のような、甲状腺ホルモンが過剰に分泌される病気に使用されます。

抗甲状腺剤には、体内で甲状腺ホルモンが合成されるのを抑える働きがあります。

合成が抑えられると、作り出される甲状腺ホルモンの量が減ります。

結果、過剰だった甲状腺ホルモンの量が正常に戻っていき、回復にもつながっていく、というわけです。

甲状腺の治療法(2):ペイト及びアイソトープ療法について

ここでは、手術以外の有力な治療法であるペイトとアイソトープ療法について、ご紹介します。

・ペイト(PEIT)

ペイトは、甲状腺の腫瘍や、二次性副甲状腺機能亢進症(にじせいふくこうじょうせんきのうこうしんしょう)の治療に用いられます。

具体的には、患部にエタノールを注射します。

エタノールとはアルコールの一種です。

これを腫瘍となっている部位に的確に注入しますと、その部位の細胞を破壊することができます。

腫瘍となっている部位の細胞を破壊すれば、その分、腫瘍は小さくなり、健康面でのリスクも減る、というわけです。

また、二次性副甲状腺機能亢進症に対して使用された場合には、病気によって過剰になっている副甲状腺ホルモンの量を本来の量に戻す効果が期待できます。

 

 

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・アイソトープ療法

アイソトープ療法は、バセドウ病や、甲状腺の悪性腫瘍が肺などに転移した場合に用いられます。

具体的には、放射性のヨウ素の入った薬を飲みます(一般的には、カプセル型になっています)。

このヨウ素が体内で甲状腺などに運ばれ、そこで放射線を出すことによって、その部位の細胞を破壊します。

ちなみに、ヨウ素はヨードと呼ばれることもあります。

また、アイソトープという言葉は、この場合にはラジオアイソトープが本来の呼び名です。

日本語では放射性同位元素となります。

同位元素(アイソトープ)という種類の元素の中には、放射線を出すものがあります。

そういった、放射線を出す同位元素のことをラジオアイソトープと呼んでいます。

アイソトープ療法では、ヨウ素の放射性同位元素を使用しています。

そのため、アイソトープ療法という名前が付いているということです。

甲状腺の治療法(3):手術について

甲状腺の病気は症状が軽いものが多く、手術以外の治療法で対応できるケースが少なくありません。

しかし、中には悪性のものや進行が早いものもあるため、手術が必要となるケースもあります。

また、深刻ではない病気の可能性が大ではあるけれども、もっと深刻な病気の可能性も捨て切れない、といったケースもあります。

他にも、個別のケースとして、手術以外の治療法では完治が困難な場合もあります。

こういった場合にも、手術は有力な選択肢のひとつとなります。

甲状腺の手術は、主にバセドウ病、良性腫瘍、悪性腫瘍に対して行なわれます。

基本的には甲状腺を切除するのですが、病気の種類や状態によって、甲状腺をどの程度、切除するのかは変わってきます。

また、悪性腫瘍の手術の場合には、リンパ節の切除も含まれます。

甲状腺の治療法に関するまとめ

以下に、甲状腺の治療法について、簡単にまとめさせていただきます。

・甲状腺ホルモン剤は、甲状腺ホルモンの量が低下した際に、量を補うために使われる。

・甲状腺ホルモン剤は、甲状腺腫瘍の発育を抑える目的で使われることもある。

・抗甲状腺剤は、甲状腺ホルモンの量が過剰になった際に、甲状腺ホルモンの量を抑えるために使われる。

・ペイトとは、該当部位にエタノールを注入する治療法のこと。

甲状腺腫瘍や二次性副甲状腺機能亢進症に用いられる。

・アイソトープ療法とは、放射線の力を利用して患部の細胞を破壊する治療法のこと。

・甲状腺の手術は、主にバセドウ病、良性腫瘍、悪性腫瘍に対して行なわれる。

・甲状腺の手術は、甲状腺を切除するが、悪性腫瘍ではリンパ節も切除する。

 

 

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