多汗症のタイプ手や脇、悩み改善、薬、治療法について

多汗症のタイプ手や脇、悩み改善、薬、治療法について

きちんと知っておきたい多汗症

皆さまは、
多汗症(たかんしょう)という言葉をご存じでしょうか。

 

ご存じない方も、漢字を見れば、
何となく意味は推測できるかと思います。

 

多汗症とは、文字通り、
汗が多く出る病気なのですが、
意外と誤解されている病気でもあります。

 

また、大量の汗によって、
日常生活で不便を感じることが多いなど、
生活面への影響が大きい病気でもあります。

 

以下に多汗症についてご紹介していきますので、
ご参考にしていただければ幸いです。

 

多汗症のタイプ、基本について

実は、一口に多汗症と言いましても、
いろいろなタイプの種類があるのです。

 

そもそも多汗症には、
全身から汗をかくものと、
特定の場所にだけ集中的に汗をかくもの、
の2種類のタイプがあります。

 

全身から汗をかくものを”全身性多汗症”
特定の場所にだけ汗をかくものを
”局所性多汗症”と言います。

 

全身性多汗症に関しまして、
そもそも汗は全身から出るものではないか、
と疑問に思われる方もおられるかと思います。

 

もちろん、多汗症でない方も
全身から汗をかかれるのですが、
その量が明らかにちがう、ということです。

 

汗をかく場所に注目した分け方でしたが、
多汗症には原因による分け方もあります。

 

多汗症には、病気など、
何らかのはっきりとした原因があって
多汗症になるものと、

何が原因かはっきりとは分からないのに
多汗症になるものの2種類があります。

 

このうち、
原因がはっきりしないもののことを、
原発性の多汗症と言います。

 

たとえば、
原因がはっきりしないのに、
特定の場所にだけ大量に汗をかくようなことを
”原発性局所多汗症”と呼んでいます。

 

また、
病気などのはっきりとした原因があって
多汗症になるもののことを、
”続発性多汗症”と言います。

 

続発性多汗症の場合には、
原因がはっきりしているわけですから、
まずは原因となっている病気などの
治療を行なうことが大切になってきます。

 

 

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最も気になる、手の平と脇の下の多汗症

多汗症の中でも
病院で受診される方が最も多いのが、
原発性局所多汗症です。

つまり、
原因不明で特定の場所にだけ
大量に汗をかくタイプの多汗症です。

 

その中でも特に多いのが、
手掌(しゅしょう)多汗症と腋窩(えきか)多汗症です。

手掌多汗症の手掌とは、手の平のことです。

手の平に大量に汗をかいてしまうため、日常生活に大きな支障が出ます。

 

一例としましては、
大量の汗でノートや書類等が
びしょびしょになってしまったり、
手の平の汗を気にして
人と距離を置くようになってしまったり、
といったことが挙げられます。

 

もうひとつの腋窩多汗症の腋窩とは、
脇の下にあるくぼみのことです。

つまり、脇汗が大量に出てしまうタイプの多汗症です。

 

場合によっては、服に染み出してしまうほどの
脇汗をかいてしまうため、着る服に困ったり、
他の人の目線が気になって
自由に身動きすることができない等の支障が出てきます。

 

手掌多汗症と腋窩多汗症は、
どちらも日常生活で大きな悩みとなるため、
わざわざ病院まで足を運ばれる方が多い、ということです。

 

手掌多汗症と腋窩多汗症の治療法は?

多汗症の中でも特にお悩みの方が多い、
手掌多汗症と腋窩多汗症の主な治療法について、以下にご紹介します。

 

・外用薬
外用薬とは塗り薬のことです。

汗を抑える働きのある塗り薬を塗ることで、
多汗症の症状を抑えようというものです。

効果は一時的で、まれに、
かぶれなどが出る方もいらっしゃいます。

 

・イオントフォレーシス
専用の装置を使って、
多汗症の部位に電流を流すという治療法です。

効果は一時的で、週に1、2回程度、
治療を受ける必要があります。

ちなみに、定期的な通院が難しい場合には、
家庭用の機器の購入という選択肢もあります。

 

・ボツリヌス療法
A型ボツリヌス菌毒素というものを、
脇の下に注射するという治療法です。

汗を出す神経への刺激をカットする働きがあり
腋窩多汗症に効果があります。

 

重度の原発性腋窩多汗症の場合に限り、
保険が適用となります。
効果は一時的で、数か月程度です。

 

・内視鏡的胸部神経遮断術(ETS)
汗を出す神経を手術で遮断するという治療法です。

手掌多汗症に効果があります。
効果は長期的で、一生続くこともあります。

ただし、
他の部位からの汗の量が増える等の副作用があります。

また、
全身麻酔が必要な手術ですので、
気軽に受けられるといったものではありません。

 

多汗症に関するまとめ

以下に、多汗症について簡単にまとめさせていただきます。

 

・多汗症には全身から汗をかくものと、特定の部位にだけ汗をかくものがある。

 

・多汗症には病気等が原因のものと、原因がはっきりしないものがある。

 

・病気等が原因の多汗症では、原因となっている病気の治療が必要。

 

・多汗症で悩みが多いのは、手の平と脇の下の多汗症。

 

・多汗症には塗り薬等の簡単な治療法から、全身麻酔が必要な手術まで、さまざまな治療法がある。

 

 

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