妊娠初期の注意と栄養について

妊娠初期について

妊娠初期は、赤ちゃんに影響が出やすい大切な時期、

妊娠は大変おめでたいことではありますが、まだ始まりにすぎません。

無事、出産を迎えるまでには、まだまだ長い道のりが待っているのです。

 

ただ、その中でもお腹の中の赤ちゃんに影響が出やすいという意味で、特に注意を払いたい時期があります。

それが妊娠初期です。

  

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では、なぜ妊娠初期には赤ちゃんへの影響が出やすいのでしょうか?
そもそも一般的なケースでは、妊娠から出産までには約10ヶ月かかります。

 

このうち、妊娠が分かってから妊娠4ヶ月までを妊娠初期、妊娠5ヶ月から7ヶ月までを妊娠中期、妊娠8ヶ月から10ヶ月までを妊娠後期(または妊娠末期)と呼んでいます。

 

妊娠初期は、お腹の中の赤ちゃんのさまざまな器官が形になっていく重要な時期です。

お腹の中の赤ちゃんは、最初は胎芽と呼ばれる状態で、まだ人間らしい外観ではなく、骨もありません。

 

骨が出来始め、それに伴って体の色々な部分が形になり始めて初めて、胎児と呼ばれる状態になるのです。

 

このように、妊娠初期は赤ちゃんの体の色々な部分が出来上がっていく大事な時期ですから、その途中で体の出来上がり方に何らかの異常が発生しますと、一般の方とはちがう形で出来上がってしまうことがあります。

 

そして、その結果、いろいろな障害を抱えて生まれてくる、ということもあり得るのです。

 

このように、生まれつき抱えている障害や病気のことを、先天性の異常と呼んでいます。

 

ここでは、先天性の異常を避けるために妊娠初期に特に注意したい催奇形因子(さいきけいいんし)と、同じく先天性の異常を避けるために妊娠初期にとっておきたい葉酸(ようさん)についてご説明していきますので、ぜひご参考になさってください。

 

 

妊娠初期に注意したい催奇形因子とは?

催奇形因子とは、お腹の中の赤ちゃんに先天性の異常を発生させやすくするもののことです。

まず、漢字の意味からご説明しますと、因子とは「原因になるもの」のことです。

奇形とは「正常に出来上がった状態とはちがう形」という意味で使われています。

 

催とは催すということで、この場合には「(物事などが)起こるようにさせる」といった意味です。

総合しますと、「(赤ちゃんの体が)正常とはちがう状態に出来上がるようにさせる原因になるもの」ということになります。

 

催奇形因子の代表的なものとしましては、風疹などの病気や、ワルファリンなどの薬剤、放射線による被ばく、高血糖、アルコール、喫煙などがあります(※ワルファリンとは、血が固まりにくくする薬の一種です。

 

医療目的の他、ネズミの駆除などにも使われています)。

 

お腹の中の赤ちゃんのために、ぜひとも避けておきたいものです。

 

また、催奇形因子による障害等の一例としましては、白内障や心臓の異常、精神の発達の遅れ等があります。

 

なお、念のため、書き添えておきますが、催奇形因子に十分注意していても、先天性の異常が発生してしまうことはあります。

先天性の異常は、原因不明でなる場合もありますので、「赤ちゃんに先天性の異常がある=母親が注意を怠った」とは限りません。

 

そのような誤解によって悲しい思いをされているお母様も多いようですので、念のため、書き添えておきます。

 

ただ、ここでは妊娠初期の注意点についてお伝えしていますので、催奇形因子によって先天性の異常が起きやすくなるのだから、注意するに越したことはない、ということになります。

 

飲酒や喫煙の習慣がある方には相当に大変かと思いますが、がんばって乗り切っていただければと思います。

 

妊娠初期に葉酸をとった方がよい理由とは?

葉酸とは聞き慣れない言葉ですが、妊娠を経験された方なら、どなたも一度は耳にされたことのある言葉のはずです。

葉酸とはビタミンの一種です。

 

名前に葉という文字が使われていることからも分かる通り、野菜、特にホウレンソウなどの葉もののの野菜に多く含まれています。

葉酸が妊娠に関連して注目されているのは、お腹の中の赤ちゃんの健康状態に大きな影響があるからです。

 

お腹の中の赤ちゃんに発生する可能性のある障害のひとつに、神経管閉鎖障害というものがあります。

 

これは、脳や脊髄などに障害を持って生まれてくるというものです。

 

脳の場合には無脳症、脊髄の場合には二分脊髄というものになる可能性が高く、死産となる場合もあります。

 

また、生まれたあとも後遺症が残りやすいため、中絶を選択されるケースも多々あります。

 

この神経管閉鎖障害のリスクを減らしてくれるのが葉酸なのです。

 

ただし、葉酸は妊娠3か月目までの間にとらないと効果がありません。

4か月目以降ではリスクを減らす働きは期待できないのです。

ですから妊娠初期に葉酸をとるということが重要になってくるわけです。

 

ちなみに、必要な葉酸を全部、野菜などからとろうと思うと、大変な量を毎日食べなければなりません。

ある程度、サプリメントで補いながら、というのがおすすめです。

 

また、妊娠を希望されている場合には、日ごろから葉酸をとるよう心がけておかれるのがよいでしょう。

  

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