中国大気汚染の予防対策、PM2.5の脅威と大気汚染防止法

大気汚染について

私たち人間が生活し、
生きていくうえで不可欠な「空気」。

空気は地球の表面上をすっぽりと覆っており、
惑星規模の大きな視野で考えるとき、
それらを「大気」といいます。

大気と地球環境問題は深く関係していて、
特に「大気汚染」はとても重要で
緊急性の高い問題です。

 

大気が汚染されると、
たとえば地球の温度が高くなる
「地球温暖化」の問題や雨が強い酸性になって、
ビルなどのコンクリートや
公園の銅像などを溶かしたり、
木を枯らしたりする「酸性雨」の問題が
起こることが世界各地で報告されています。

 

最近では、
中国・北京での大気汚染が
大きなニュースになっています。

非常に小さな粒であるため、
人の肺などに入り込むと、
ぜんそくや気管支炎などになる危険性がある物質、
いわゆる「PM2.5」の濃度が最悪レベルになって、
「赤色警報」が発令されました。

 

街の人々は
みな外出するときマスクを着用していますし、
車の運転が禁じられたり、
学校が休校になったりと、
市民の生活に大きな影響が出ています。

大気汚染の問題は、海や国境を越えて
広範囲に渡って影響がおよぶことが多く、
近年のPM2.5の問題も日本において
無関係ではありません。

風向きの関係によっては、
日本国内でもPM2.5の濃度が上昇することが多く、
そういったニュースを
日々見聞きする機会もあるでしょう。

 

大気汚染防止法について

「大気汚染防止法」は、
日本において1968年(昭和43年)に制定された、
大気汚染の防止に関する法律です。

当時の日本は高度経済成長のまっただ中。
工業・産業の発展にともなって高層ビルが林立し、
工場が数多く建ち並び、
大量生産された自動車が街中を
行き交うようになりました。

 

これによって
日本は戦後の荒廃した焼け跡から見事に復興を遂げ、
経済大国として発展していくわけですが、
工場の操業や建設・解体の際に排出される、
人体に有害な物質、
自動車の排気ガスなどはほとんど規制されず
、公害問題として大きな懸案になっていたのです。

その公害問題に対応するための方策が、
大気汚染防止法として整備され、
幾度かの改正を経て、
公害対策に効果的な役割を果たしてきました。

 

大気汚染防止法では、
大気を汚染する有害物質を
5種類に分類して規制しています。

特に、
人が長い期間有害物質にさらされて
人体に取り込まれたときに
病気になる可能性が高いものと、
毒性は低くても長い期間にわたって
取り込まれると中毒になったり、
慢性化したりするものを
重点的に対処するように定めているのが特徴で、
2015年にも水銀などの排出に関して
法改正が行われるなど、
時代に即した対応がなされています。

 

 

大気汚染の原因

大気汚染の主な原因は、火山の爆発・噴火や
森林の自然発火などの自然災害や、
黄砂などにもその一端はありますが、
人々の生活によって排出される有害物質や
汚染物質によるものが
多くを占めると考えられています。

 

大気汚染防止法でも、大気汚染の原因として、

・煤煙
(物を燃やしたりしたときに発生する有害物質やススなど)

・揮発性有機化合物(有毒な気体)

・粉塵
(たとえば工事などで
飛び散り空気中をただよう粒状のもの)

・有害大気汚染物質
(長い期間人の体に蓄積されると害になるもの)

・自動車排出ガス(いわゆる排気ガス)
を大気汚染の原因として規制するように定めています。

 

日本ではこれらの規制や制限、
そしてエコに対する意識の高まりなどが進んだ結果、
工場などの排出する汚染物質に
対する対策は着実に進化しています。

 

しかし、

自動車などの排出ガスの削減は、
一定の進歩はありつつ思うようには進んでいません。

都市型のライフスタイルを
おくる人の多い大都市地域では、
夏場などによく「光化学スモッグ注意報」の発令を
耳にすることがあるでしょう。

 

工場や自動車の排ガスが
強い日差し(特に紫外線)に反応して
起こる現象で、目の痛み、チカチカ、
喉のイガイガ、咳、皮膚などが
赤くなるなどの症状がでることがあり、
注意が必要です。

 

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大気汚染の予防と対策

大気汚染の予防と対策には、
まず工場の煙突や自動車の排気ガスが出す、

大気汚染の原因となる物質を
可能なかぎり減らしていくことが重要です。

 

工場から排出される有害物質については、
やはり高度成長期に公害問題が頻発した経験もあり、
汚染物質を吸着させたり、分解したり、
ろ過したりするなど様々な方法や
装置が開発されています。

 

自動車の排気ガスも、
種々の規制とエンジンの改良をするなどの
メーカー側の開発も続けられ、
年を追うごとに改善されています。

電気自動車やハイブリッドカーなどの、
環境に配慮された
「低公害自動車(いわゆるエコカー)」などは、
その代表的な例です。

 

私たちの日常生活でも、
大気汚染の削減のためにできることがあります。

 

たとえば、
外出の際の移動には自転車や
電車などの公共交通機関を利用する、
過度なエアコンの使用はひかえる、
電気はこまめに消す、などです。

 

自動車を運転するときも、
発進するときのアクセルはゆっくりと踏み込む、
車間距離を十分にとり、
不必要な加速・減速をしない、
速度を落とすときは早めにアクセルを離す、
無駄なアイドリングをしない、などの
なるべく排気ガスを出さない運転をすることで、
大気汚染の予防と
有効な対策に貢献することができるでしょう。

 

最後に

日ごろからの心がけが大気汚染を抑える鍵だと思います。

中国で起きていることが日本で起きてくると
人事では済まされなくなり、
外にでるのもひどい状態になります。

また、その影響で沖縄も影響をうけているので
日ごろからマスクや手洗い、うがいなどを
心がけるようにしましょう。

 

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