梅毒とは何か原因、病気治療、母子感染などの症状をチェックして注意しよう

梅毒とは何か

梅毒とは病気の一種ですが、性病などと呼ばれることもあり、あまり大っぴらにしゃべったりすることがはばかられる病気でもあります。

ですが、病気である以上、正しい知識を持っておくことが非常に大切です。

そして、それが梅毒の予防や有効な治療へとつながっていきます。

以下に、梅毒の原因や治療法などについてご紹介していきますので、参考にしていただければ幸いです。

 

そもそも梅毒とは、どんな病気?

梅毒とは、梅毒トレポネーマという病原菌が原因で発症する感染症です。

分かりやすい言葉で言えば、伝染病ということになります。

ちなみに、現在では、病原菌に感染することで発症する病気のことは、感染症と呼ぶのが一般的です。

伝染病は、やや古い言い方になりますが、人から人に感染する病気であるということを表すために、今でも使われることがあります。

 

話を戻しますと、梅毒とは、人から人に移る病気です。

つまり、梅毒にかかった人からそうでない人へと伝染して、梅毒にかかった状態にしてしまう病気ということです。

梅毒がうつる主なきっかけは、性行為です。

性行為の際に肌や粘膜が接触することで、梅毒がうつってしまうのです。

梅毒が性病と呼ばれているのも、そのためです(現在では、性感染症という呼び方が一般的です)。

なお、性行為だけでなく、疑似性行為でも感染します。

 

簡単に言いますと、普通のセックスだけでなく、口を使ったセックスや肛門を使ったセックスなどでも感染するということです。

梅毒の感染力はとても高くて、1回の性行為につき、15~30%の確率で感染します。

大雑把に言いますと、7分の1~3分の1程度の確率です。

 

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梅毒の症状とは?

梅毒の症状は、感染してからの時間の長さによって、4種類に分けられます。

それぞれ、第1期梅毒、第2期梅毒、第3期梅毒、第4期梅毒となります。

時間的な目安としましては、第1期は感染してから数週、第2期は感染してから数か月、第3期は感染してから数年、第4期は感染してから5~10年程度(または、それ以上)となっています。

 

また、第3期と第4期を合わせて、晩期顕症梅毒(ばんきけんしょうばいどく)と呼ぶこともあります。

顕症とは「症状が顕れる(あらわれる)」という意味です。

ちなみに、梅毒トレポネーマが体内にあっても症状が出ないケースもあり、無症候梅毒と呼ばれています。

梅毒の治療法とは?

梅毒の主な治療法は、処方された抗菌薬を飲むことです。

抗菌薬とは、細菌が増えるのを防いだり、殺したりする働きがある薬のことです。

梅毒の治療用に処方されるのはペニシリンが主ですが、アレルギーがある場合には別の薬が処方されます。

どのくらいの期間、薬を飲み続けなくてはならないかは、梅毒の症状の程度や、感染してからの時間の長さによって違ってきます。

 

なお、梅毒の場合、病気が完全に治っていなくても一時的に症状がなくなることがあるため、注意が必要です。

状態が良くなったと思っても勝手に薬を飲むのをやめたりせず、最後まできっちり医師の指示に従うことが大切です。

また、梅毒は一度、完全に治っても、また、新たにかかることがあります。

「一度かかって治ったから、もう大丈夫」というわけにはいきませんので、ご注意ください。

 

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梅毒の母子感染が要注意な理由とは?

梅毒では、母子感染に特に注意する必要があります。

母子感染とは、母親の体内にあるウイルスや細菌が、子供に感染してしまうというものです。

つまり、母親が梅毒にかかっていると、妊娠した際に、おなかの中の赤ちゃんが梅毒トレポネーマに感染してしまう可能性があるのです。

この場合、おなかの中の赤ちゃんが死産や流産となることがあります。

また、早産となったり、せっかく生まれても生後4週間以内に亡くなることもあります。

 

さらに、上記のようなことがなかったとしても、赤ちゃんが最初から梅毒にかかった状態で生まれてくることがあります。

このケースのことを、先天梅毒と呼んでいます。

先天梅毒には、生後3か月までに症状が出始める早期先天梅毒と、生後5年程度は症状が出ず、学童期(6~12歳)以降に症状が出る後期先天梅毒があります。

先天梅毒を防ぐには、母親が梅毒に感染しないことが一番ですが、たとえ感染していたとしても、妊娠中の早い段階で梅毒の治療を行なえば、防ぐことができます。

 

ですが、治療が十分でない場合や、最初は感染していなかったが妊娠後期になって感染した場合などには、先天梅毒を防ぐことは難しいです。

そのため、早い段階で梅毒かどうかのチェックを受け、梅毒だった場合には心配がなくなるところまでしっかりと治療を受けることや、妊娠後期に梅毒になる可能性のある事をしない、といったことが重要になってきます。

梅毒に関するまとめ

以下に、梅毒について簡単にまとめさせていただきます。

 

・梅毒とは、梅毒トレポネーマによる感染症のこと。

・感染するきっかけは、主にセックス。1回につき、15~30%の確率で感染する。

・梅毒の症状は、感染してからの期間によって、第1期から第4期の4種類がある。

 

・第3期と第4期は、晩期顕症梅毒と呼ばれることもある。

・感染していても症状が出ないこともあり、無症候梅毒と呼ばれている。

・梅毒の治療法には、ペニシリンなどの抗菌薬が用いられる。

・梅毒は一時的に症状がなくなることがあるが、それは完治ではないので、注意が必要。

・梅毒は一度、完治しても、また新たに感染することがある。

 

・母親が梅毒にかかっていると、おなかの中の赤ちゃんも感染することがあり、流産などになったり、梅毒になった状態で生まれてくることがある。

・生まれた時点で梅毒になっていることを先天梅毒という。

・おなかの中の赤ちゃんへの感染は、早い段階できちんと治療をすれば防げる。しかし、妊娠後期に梅毒になった場合には、感染を防ぐのは難しい。

 

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